人生見切り発車

永遠にみつからない自分探しの旅(仮)

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 33 ベトナム編《ホイアン 南へバスで向かう》

のどかなベトナムの地方 フエもだいたい見て回った気がするので、 南下することにした。 朝起きてフロントに聞くと、ホイアンという ところまで4ドルで行くバスがあるらしい。 朝8時半に迎えに来てくれるという ので、もう出発まで2時間なかったが、 乗る…

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 32 ベトナム編《フエ カジノでルーレットに溺れる⑧ カジノからの帰り道》

見切り発車 闇夜でシクロと値段交渉の巻 カジノを出て、タクシーを探したが、 ひとっこひとり歩いていないし、 車も全く走ってない。 無理もない。発展途上国のしかも地方 で、夜12時をまわっているのだ。 どうしたものか、と僕は考える。 ホテルの名刺はあ…

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 31 ベトナム編《フエ カジノでルーレットに溺れる⑦ ぷち成金誕生》

見切り発車 まさかのキャッシュバックに腰を抜かすの巻 カジノで大金(僕の中で)を賭け、 僕がペイバックを受けるはずだった金額は、 1500ドル。 しかし、キャッシャーが持っていたのは ベトナムドンの札束だった。 えっ ドルで賭けてたのに、戻ってく…

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 30 ベトナム編《フエ カジノでルーレットに溺れる ⑥ 驚愕の結末》

見切り発車 カジノでまさかの結果に 緑のポケットに白球を沈めたまま、 ルーレット盤はゆっくりと旋回していた。 僕と黒服の女性従業員は、つかのま それをみつめていた。 僕は赤とは別に、15ドルを「0」という 数字に賭けていた。 数字に当たれば、36…

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 29 ベトナム編《フエ カジノでルーレットに溺れる ⑤ 最後のスピン》

見切り発車 あさっての方向へ旅立つの巻 ルーレットのベッティングマシンの 画面には299ドルと残高が 映し出されていた。 1の位が9なのは、ギブアップして 辞めて、換金した時に、1ドル札が 戻ってくると何かと使い勝手がいいから だった。 だが、そん…

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 28 ベトナム編《フエ カジノでルーレットに溺れる ④》

見切り発車 カジノでブレーキが壊れるの巻 1000ドルを失ってから、 僕は新たに300ドルを ルーレットマシンに投入した。 僕は、はっきりいって病気で、こと ギャンブルに限っては、赤い旗を目の前に 振られた闘牛のように、負け続けると 自分自身を全…

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 27 ベトナム編《フエ カジノでルーレットに溺れる ③》

見切り発車 いつものとおり限界を超えるの巻 クレジットカードを再び黒服の従業員に 再びわたし、300ドルを追加する。 これで合計1300ドルを費やしている ことになる。 つまり、画面上の300が1300に なるまで、マイナスというわけだ。 台によ…

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 26 ベトナム編《フエ カジノでルーレットに溺れる ②》

見切り発車、ブログを書きながら自分の中毒ぶりに若干ひく の巻 クレジットカードを黒服の従業員に わたし、100ドルと画面に表示された ところで、トイレに立った。 用をたし、洗面台で顔を洗う。 そのあと、ビールと煙草を無料でもらった。 一泊千円しな…

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 25 ベトナム編《フエ カジノでルーレットに溺れる ➀》

見切り発車、ギャンブル中毒症が再発するの巻(画像はイメージです) フロントの奥にあるエレベーターで 2階に行くと、こじんまりとした カジノ場があった。 高層ビルのような豪華五つ星ホテル内の カジノというには、拍子抜けしてしまう くらいの規模だ。 …

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 24 ベトナム編《フエ ギャンブルと心の闇》

(画像はイメージです) フエの古城周辺を歩き終え、時計を見ると、 午後2時だった。 Song Huongという川を渡ったころには、 気がつくと雨はやんでいた。 いつの間にか市街地らしきエリアに 入っていたらしく、巨大モニュメントの ような豪奢なホテルがあっ…

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 23 ベトナム編《雨の中、フエの街を歩く》

見切り発車 古都を歩く フエの街を歩いていると、小雨が降りだす。 ベトナムに来てからの、初めての雨だった。 ベトナムは日本でいう冬(11月~4月)が 乾季にあたるらしい。 今はちょうど11月の中頃だから、 旅をするにはいいシーズンなのだろう。 小雨が…

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 22 ベトナム編《フエ・灰色の空》

見切り発車、電車でフエに向かう 深夜に電車に乗り、少しうたたねをして 目を覚まし、読書をしていると、駅員が フエが近いことを教えてくれる。 電車が駅に停車し、僕はここがフエか? ここがフエか?と何人にも確認して ようやく下車した。 ホームには、土…

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 21 ベトナム編《フィッシングビレッジ 船上で暮らす人々》

ハロン湾にある街 翌朝、6時に起きて、街をふらつく。 早起きのように聞こえるかもしれないが、 なんてことはない。 一人旅だと夜の時間をどうしても もてあましてしまうから、寝るのが 小学生並みに早いだけだ。 まだ6時を過ぎたくらいなのに、 バッグを…

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 20 ベトナム編《ハロン湾と鍾乳洞》

いざ!ハロン湾へ の巻 朝8時、予定通りにハロン湾行きツアーの バスが来た。 このツアーはホテルを紹介してくれた 中国人に教えてもらったものだ。 本当はツアーではなく個人で、そして気合 でハロン湾に行きたいところだったが、 バスなら近くに行くだけ…

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 19 ベトナム編(流浪する男)

見切り発車、旅について考えるの巻 ホテルのフロントで、ハロン湾行き現地 ツアーのバス待ちをしていると、 手持無沙汰の様子でぼんやりしている 白人がいたので、ハローと話しかけてみた。 彼はミルコという名前らしく、日本にも いたことがあるらしい。 英…

過去の見切り発車 海外放浪 一人旅 ベトナム編 18 《バナナ商法にひっかかる》

見切り発車 バナナ商法にひっかかるの巻 その日の観光を終え、ホテルに戻る道を 歩いていると、三角の麦わら帽子を被った バナナ売りに話しかけられる。 いらない、いらない、と足を止めずに 手を振って歩き続けながら、 いや朝食のために買ってもよかったか…

過去の見切り発車 海外放浪 一人旅 ベトナム編 17 《バイタクで疾走》

街並みが趣深いハノイの街 廟を見終えても、まだ昼を過ぎたくらい だった。 手元の地図を頼りに、 次は刑務所博物館に行くことにするが、 場所がさっぱりわからない。 地図とにらめっこしていると、 バイタクおじさんに話しかけられた。 いらない、と無表情…

過去の見切り発車 海外放浪 一人旅 ベトナム編 16 《生ける遺体》

偉大なる革命家 ホーチンミン その夜はなぜか寝つけず、午前2時過ぎに ようやく眠りについた。 夢をみた。 なぜか僕は露店のようなところでTシャツ を売っていて、中学時代のクラスメート にでくわす。そんな僕を一瞥し、 「なんだ、お前フリーターなの」 …

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 15 ベトナム編《路上屋台でフォーを食べる》

見切り発車、衛生観念を捨てるの巻w 迷路のような道をいったりきたりしながら、 なんとか自分のホテルにたどり着いた。 途中、試しに何軒かの宿に宿泊費を聞いてみたら、 1泊15~35ドルだった。 自分の宿は10ドルだから、ついていたらしい。 僕は延…

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 14 ベトナム編(ベトナムの熱気) 

見切り発車 ベトナムの巻 はじまりはじまりー バスがハノイに到着した。 いつものごとく、まずはホテルを探さねばならない。 我ながら、ずいぶん非効率な旅だ、と苦笑する。 目の前に、同じバスに乗っていたフランス人のカップルが いた。彼らは既に宿泊先も…

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 13 ベトナム編 《陸での国境越え》

カラフルなベトナムの建物たち ベトナム行のバスが、停車した。 トイレ休憩かと思ってバスを降りると、 皆、荷物を受け取って歩いていく。 確かこれがイミグレだったはず。。。 ひょっとしてここが国境なのだろうか。 両替商らしき男がウロウロしていて、何…

過去の見切り発車 海外放浪 一人旅 12《中国最後の夜》

パレード 段々畑ツアーを終え、ホテルに戻った。 とはいっても、当然のことながら何かやることが あるわけでもない。 基本的に街をぶらつくか、読書をするか、 どちらしかない根無し草な自分。 少し、自分が疲れているのを感じていた。 旅に飽きたのか、一人…

過去の見切り発車 海外放浪 一人旅 11 中国編《段々畑ツアー》

山水桂林的船着場 翌日、昨日と同じホテルで、8時にピックアップされ、 段々畑に行くというツアーに出発した。 AUTO DOORとかいてあるドアを開けっぱなしで、 バスは走り出す。今日はローカルのツアーなのか、 同乗者は皆中国人のようだったが、一人だけ白…

過去の見切り発車 海外放浪 一人旅 中国編 10 《山水桂林》

山水桂林的観光地 ビル クリントン元アメリカ大統領も訪れたという 山水桂林は、確かに風光明媚な観光地だった。 大陸のなせうる広大さは、なるほど 中国でなければなかなか味わえない。 山水桂林的絶景 しかし、なぜか自分の中で、心が満たしきれない とい…

過去の見切り発車 海外放浪 一人旅 9 中国編《桂林 路上でひざまずく少女と英語圏の人たち》

桂林いいとこ一度はおいで! 駅員だか旅行会社の営業レディだか最後までわからなかった おばちゃんに手配してもらったホテルは、 狭いけどいいの? 狭いけどいいの? と怖いくらい繰り返されたわりには、 日本のビジネスホテルくらいの広さだった。 あんだけ…

過去の見切り発車 海外放浪 一人旅 8 中国 《山水桂林へ電車で向かう》

2階建て電車 翌朝、僕は6時半に起き、南宁駅に向かった。 玉さんに勧められた、山水桂林に向かうつもりだった。 ここまで旅行に来て、行かないのはもったいない、 とまで言ってくれたのだから、行くなら今!しかない。 南宁駅は、広州駅ほどではないにしろ、…

過去の見切り発車 海外放浪 一人旅 7 中国編《マックで中国人とシェイクを飲む》

中国のマックで廃人が人生を語りだすの巻 もう夜十時になっていたが、玉さんと、玉さんの友達という、モウさんと三人で ホテル近くのマックに行った。 僕は二人にマックシェイクをおごってあげた。 たかだかマックのシェイク、と思うかもしれないが、 中国で…

過去の見切り発車 海外放浪 一人旅 6 中国編《南宁到着》

南宁は中国語表記で、日本語表記だと南寧 南宁駅に着いた。 まだ朝六時であたりはまだ暗いというのに、人通りがとにかく多い のが不思議だった。 玉さんに聞くと、これから広州に向かう人たちらしい。 出稼ぎ労働者、というやつだろうか。 僕が泊まるホテル…

過去の見切り発車 海外放浪 一人旅 5 中国編《夜行電車での思わぬ出来事》

やっと電車に乗れる。。。 南宁行電車の出発時刻が近づき、ホームにつながる鉄製の 扉が開場されるころには、待合室はマンモス校の全校生徒が 一堂に会するくらいの混雑ぶりだった。 電車に乗って、席に着くと僕はようやく一息がつけた。 どうやら、南宁には…

過去の見切り発車 海外放浪 一人旅 4 中国編 《両手のない少女》

物乞いについて