2023-01-01から1年間の記事一覧
タイのUBONというバスターミナルに 着いた。 さあ、どうしよう、と考える。 バスターミナルの職員らしき おばさんに、地図はないか、と聞くと、 壁に貼ってある、とややそっけなく 言われてしまう。 ウロウロしていると、バイタクの 運ちゃんが、70バーツ…
ラオスからタイへの国境へと向かう 朝八時半のバスに乗り込むと、隣には 眼鏡をかけた若い女性が乗っていた。 英語の本を読んでいる様子の彼女は、 白人ではなく、黄色人種だった。 中国人だろうか。いやいや、アメリカ人 だって普通にありうるけど。。。 隣…
パクセーのマーケット帰り、購入して 半時間も経たないうちに すでに半壊しているリュックを背負いながら、 僕はメコン川のほとりを歩く。 遠くに、橋が見える。 ベルギー人にもらった地図によれば、 タイの国境へと続く橋のようだ。 近づいてよく見ると、カ…
パクセーの街をあてどなく歩いていると、 マーケットにぶつかった。 野菜、米、時計のベルト?まで なんでここで?!と思えるものまで 雑多に売っている。 ラオスではなかなか英語は通じないが、 露店商はだいたい、数字だけは知っている。 5サウザンド、1…
6ドルの宿にチェックインした後、 ホテルに来る途中でみかけた ツアー会社に寄ってみる。 この近くに、どんな見どころがあるのか 知るためだ。 だが、ツアーの多くはワットプーか、 フォーサウザンドアイランドツアーで、 両方とも既に行ってしまっていた。…
パクセーは都会だった。いや、都会に感じた。 何しろ、これまでホントに何もない島々を 渡ってきた僕には、バスが到着するやいなや バイタクの群れができ、信号が変わるや いなやバイタクの群れが砂埃をあげながら 一斉にスタートするこの街は、 もう充分に…
翌朝、6時に目が覚めて、ホテルの レストランに行く。 すでに起きている早起き外人がいて、 湖畔をどこか物憂げにみつめている。 太陽は今まさにのぼらんとしていて、 僕はその景色に息をのむ。 メコン川の朝焼けと夕焼けは、いつみても まるで初めて朝日を…
素朴なラオスのひとたち ワットプーからホテルに帰ろうと 立ち上がり、僕とホセは歩き出す。 道すがら、僕はパクセーに行った後、 どうしようか迷っているとホセに言った。 空港が閉鎖されているというタイの情勢は 不安定かもしれないが、そういう今でこそ…
ワットプーは、一本の道を挟んで、 二つの建築物がある、 屋根のないレンガ造りの遺跡だった。 朽ち果てた遺跡、といったフレーズが ぴったりあてはまるな、と僕は思った。 僕は、半ば崩れたレンガを足場にして、 遺跡の片側の壁にのぼり、中を上から 覗いた…
いざ! ワットプーへ 自転車を借りて、ホセとでこぼこだらけの アスファルトを疾走する。 いや、正確には疾走しているのは ホセだけで、とんでもないスピードだ。 彼はTシャツを脱ぎ、スペインの猛牛の ごとく突進していく。 かんべんしてくれ。。。と全身に…
コンポンサクというところにバスで向かう。 途中、トイレ休憩でぼんやりと物売り達を 眺めていると、見たような顔がある。 ホセだった。彼はやはり、Dondet に3泊 したらしい。 これからどこにいくんだ、と聞くと、 隣のバスで僕と同じ行先のコンポンサクに…
翌朝、通りを歩いていると、 昨日の日帰りツアーで一緒だった 南アフリカからきているという白人夫婦と ばったり会う。 いや、ばったり、、、というか、 一本道しかない小さな島なのだから、 出会わない方が難しいのだが。 挨拶もほどほどに、旦那さんの方が…
ツアーで見かけた風景 メコン川周辺10ドル日帰りツアーの途中、 二つの滝を見に行った。 滝というからには、日本でいう華厳の滝の ようなものを僕は想像していて、それなら 日本で腐るほど見てきているし、 正直あまり期待していなかった。 それにくわえて…
メコン川 翌日、ボートツアーに参加することにした。 8:30~17:00の1日ツアーで、10ドル。 1000円くらい。 日本でいえば、十倍くらいかかるかも しれない。 昨日、顔見知りとなった南アフリカから きたという白人夫婦も参加していて、 旦那さんの方は、僕…
昨年12月に辞意の希望を伝えて、なんやかんやで 退職が予定より1カ月延びて、今日が最終出社日 となった。 (在職は4月中旬迄) 普通の人なら、辞めます!と言ってから 4カ月も会社にいるなんて、なかなかないだろう。 なぜならば、次の会社も大体が不足人…