その日はまず、カンボジア南東部、 プノンペンからは北東にあたる コンポンチャムに向かうバスに乗った。 本当はさらに先のクラティエという ところに行きたかったが、いかんせん メジャーな土地じゃないせいか、 バスがみつからなかった。 コンポンチャムと…
さよならシェリムアップ プノンペン行きのバスが無事 みつかり、僕はシェリムアップを 後にした。 途中のバス休憩で、タバコと缶コーヒー を買った。 肉まんが売っていて、腹は減って なかったが、試しに食べてみることに。 中身はウズラが入っているが、 肉…
遺跡でのんびりバナナを食べている子供 寄り道遺跡?も含めて、5つの遺跡を 回った。 出発時は1日かかると思っていたが、 1つ1つの遺跡観光に30分も かからなかったため、 遺跡を観終わるころにはまだ 午前11時だった。 これは、今日中にプノンペンまで …
アンコールワットの遺跡群を 回っている途中、見るからに貧しい、 モノ売りの少女とこんなやりとりが あった。 テイクフォト1ドル、 と少女が僕に話しかける。 どうやら遺跡をバックに写真を撮る から、お金をくれ、ということらしい。 僕はすげなく断った…
アンコールワットでモノを売る少女 その日は、アンコールワットの大回り らしい(適当すぎるw)コースに行く ことにした。 アンコールワット遺跡はとてつもなく 広大なので、実際は1日ではとても 回れない。 そのため、色々な見学コースがある。 リンとい…
画像はイメージです ホテルのフロントで宿泊者用のPC を立ち上げ、ヤフーを見ると、 衝撃の光景が目に飛び込んでくる。 なんと、タイの空港が市民団体か何かに 占拠されている。 これでは 国境封鎖状態 ではないか。。。 この出来事に、僕は少なからぬ 衝撃…
フジタさんと別れ、ホテルに戻り、 フロント近くのソファーでビールを 飲んでいると、 ホテルのドアが開き、顔見知りの バイタクが、今日の仕事を終えたのか 僕の近くのソファーにどかっと座る。 彼は、僕の缶ビールを見て、 僕の金でビールを飲もう、 (こ…
ホテルの近くのいかにも地元、と いった感じのレストランで、 フジタさんと夕食をとった。 僕は2ドルのマッシュルームと チキンの炒め物で、 フジタさんは1ドル(100円) で小魚とごはん、野菜を選んだ。 衛生管理にクエスチョンが八つくらい つきそう…
NGO見学で知り合ったフジタさんの ホテルに到着した。 夕食を食べるから、もう帰っていいよ、 と通訳兼ドライバーさんに20ドルを わたし、5ドルお釣りをちょうだい、 というと、彼はポケットをまさぐり、 お釣りがない、という。 じゃあそのうち返してく…
ベンメリアを観光した後、NGOに戻り、 NGOに関する見学を続けていたフジタさん をピックアップして、僕はホテルに戻る こととなった。 帰り道、夕日が雲の切れ間から覗いている のを車窓から眺めながら、フジタさんが いった。 なんでインドネシアとかカンボ…
時間があまったので、 NGOとも付き合いがある、 英語はできないが片言の 日本語ならお任せ、という 謎のドライバーにNGOに続いて 15ドル追加でベンメリアに 連れてってもらう。 ベンメリアは古代遺跡といった 感じで、アンコールワットとも 雰囲気が違う…
少女にお礼をいって、とりあえず NGOの工場に戻ることにした。 NGOに戻る途中、へーい!という 声がしたので振り返ると、 1台のバイタクが通り過ぎていく。 TAKURO(シェリムアップで知り合った人) の麦わら帽子が見える。どうやら ヤマトというホテルで、…
工場で働く少女の家 訪問の巻② 工場でえた給料で何が買いたいか、 と聞かれた少女は、 「食べ物!」 と笑顔でかえしたが、 ケイスケさんは 若い子はけっこう、みんな服を 買いたがるんですよ、と言った。 そこらへんは洋服のレベルの差は あるにせよ、女の子…
工場で働く少女の家に訪問するの巻 かものはしプロジェクトNGOの工場を 訪問した後、ケイスケさんにここで 働く少女の家に行ってみますか、と 誘われたので、ついていくことにした。 国道らしい大通りからわき道にそれ、 舗装されていない赤土のでこぼこ道を…
当時のSDカードが破損して泣いてます。。。 ケイスケさんの話を聞き終えた僕は、 ここで働いている女性たちに目を向けた。 女性たちに暗い顔はなく、皆おしゃべりを したりしながら、楽しそうに仕事を している。 それはそれでいいことなのだが、 と僕は思…
NGO 運営について ケイスケさんは、ここでの (カンボジアのNGO工場) 目的は、自立してもらうことだ、 といった。 ここでいわゆる職業訓練として 経験を積んでくれれば、 そのままここで働いてもらうこと ができる。 ここがつぶれても、最終的には 手に…
ようやくNGOについて、ケイスケさんと 再会する。 20畳くらいの建物と、10畳くらいの 平屋の建物があり、狭い方は何に 使っているのか、自転車やバイクが 置いてあるだけだ。 それとも、建物に入れておかないと 盗まれるのだろうか。 建物の中に入ると、…
その日は、一昨日にケイスケさんに 誘われたこともあり、 かものはしプロジェクトと いうNGOに行くこととなった。 ↓ いきさつです jinsei-mikiri-hassya.hatenablog.com ↓ 認定NPO法人かものはしプロジェクト公式HP(ご参考まで) 子どもが売られない世界を…
50歳くらいの年齢と思われる バイタクの運ちゃんが、缶ビール片手に 自分の生活について、語りだした。 両親もバイタクで、貧しかったから、 バイタクになるしかなかった、 学歴もないに等しい、と彼はまじめな顔で 語る。 英語をどこで学んだんだ、と僕が聞…
夜、ヤマトというホテルに行く。 リコという、昨夜一緒に飲んだ女の子が、 親切にも僕にガイドブックを置いて いってくれたからだ。 だが、リコはどこかに出かけているのか、 いなかった。 代わりに、昨晩見かけた数人がフロント 近くにいて、中には、コンニ…
ワットは確か寺という意味です、ご主人様。。。 アンコールワットは遺跡群で、 世界遺産になっている(たぶん) だけあって、どれも壮観だ。 木の根が大変なことになっております、社長! レリーフ?がすごい ラピュタの世界。。。 園内はこのような感じです…
いざ! アンコールワットへ! 翌朝、6:30に起きた。 頭が割れるように痛い。。。 久しぶりの二日酔いだ。 あれだけビールとワインを飲んだの だから、無理もない。 ホテルで無料のオムレツを食べて、 宿泊先のホテルで働いているという バイタクに乗り、…
議論は続くよどこまでも、、、 深夜0時をとうに回っているにもかかわらず、 バイタクが飲み代を支払わなかったこと に対する若者たちの議論は続いていた。 なんだか、全然的外れな議論をしている 一般市民参加型の討論会番組をみている ようで、僕はげんな…
見切り発車 ディベートに巻き込まれるの巻 (画像はイメージです) ローカルバイタク達との 宴会やらクラブやらを終えてホテルに 戻った。 毎日10ドル程度で生活している 絶対的貧者の僕は、90ドル近くつかって しまっていた。 痛いけど、まあ、仕方ない…
見切り発車 全員今日初めて会った人たちとの飲み会に参加するの巻 かものはしプロジェクトというNGO を立ち上げたというケイスケさんと一緒に バイタクに乗り、30分もバイクで 走ったあとにどこだかわからない 場所に到着した。 塩味の鍋を見知らぬ人たち…
今日の一枚 カンボジアの遺跡(本文とは関係なしw) 見知らぬ不特定多数と夕食をとること になり、僕はケイスケという男性に会った。 彼は元東大生で、「かものはしプロジェクト」 というNGOを立ち上げたという。 貧しい子供たちを集めて、ハンドクラフト …
シェリムアップ到着 バスが停車した。どうやらシェリムアップに ついたらしく、乗客が降りだした。 窓の外には、例のごとくバイタクが、 蛍光灯に吸い寄せられる羽虫のように、 群がっている。 彼らも善良な一般市民なのだろうけれど、 肌黒い彼らを見ている…
キリングフィールド周辺でみかけた少年(野生?!) キリングフィールドで知り合った に日本人は、ベトナムはずっと雨で 最悪だった、という。 僕は毎日外で歩いていたし、 一日雨だった記憶があまりない。 どうやら相当ついていたらしい。 せっかく知り合っ…
キリングフィールド ポル・ポト政権下のカンボジアで、大量虐殺が行われた刑場跡 翌日、3ドルでキリングフィールドに行く ツアーに参加した。 そこで、日本人と知り合った。 僕がこの旅でまともに会話した初の 日本人だ。 彼は27歳。 麦わら帽子にサンダ…
首都 プノンペン到着 ベトナムーカンボジアの国境を 超えると、草をはむはむしてる 白い牛がちらほらと見える。 遠くから、船に乗っている僕らに、 川沿いの高原から子供たち3人が 手を振ってくる。 まるで絵葉書のような光景だった。 船からバスに乗り換え…