人生見切り発車

永遠にみつからない自分探しの旅(仮)

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 79 カンボジア編《シェリムアップ アンコールワット》

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ワットは確か寺という意味です、ご主人様。。。

 

アンコールワットは遺跡群で、

世界遺産になっている(たぶん)

だけあって、どれも壮観だ。

 

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木の根が大変なことになっております、社長!

 

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レリーフ?がすごい

 

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ラピュタの世界。。。

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園内はこのような感じです、部長!

 

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建物の中の様子です

 

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遺跡内のどっかの写真ですw

 

 

ある遺跡で、バイタクを待たせて

ひとりウロウロしていると、

見知らぬガイドのような人が

いつの間にか近くに立っていて、

色々と説明をしてくれる。

 

昔は男女で上る階段が別々だったとか、

この石は象を使って運んだとか。。。

5分くらいすると、ガイドは言う。

 

ガイド料、

2ドルになります。

 

やっぱり。。。

というか、ガイド詐欺?!

まあ、なんというか。。。別に彼も

悪い人間ではないのだろうが。。。

 

だが、勝手にひとりでボソボソと

話し出してガイド料を請求してくる

とは、さすがに乱暴だ。

 

1ドルだけ渡すと、2ドルくれと

けっこうしつこかったが、こちらから

お願いしたわけではないから、そもそも

払う義理はない。

酷かもしれないが、それ以上は渡さなかった。

 

ところどころで、地雷で手足をなくした

らしい人々が、いろいろな楽器で演奏

していて、CDを売ってたりする。

だが、観光客はみな、とおりすぎるだけだ。

僕も、何も買わずに通り過ぎる。

長期旅行で荷物を増やすわけにはいかない

し、せこい話だが無駄な金は使いたく

なかった。

 

彼らの管楽器から、

悠久を奏でるような、音楽が、森林の

中、響き渡っている。。。

わけもなく、なぜか僕は涙が

出そうになった。

 

アンコールワットは、外国観光客は

物価から考えると相当に高価なチケットを

買わないと入れないが、現地人は無料らしい。

 

行くところ行くところで、絵葉書、Tシャツ、

玩具、水などを3歳にも満たなそうな子供

が売っている。

 

 

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遺跡と現地の女の子達

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遺跡周辺で遊ぶ子供たち

 

絵葉書などいるわけもないが、その幼い瞳

に見つめられると、思わず買ってしまう。

できることなら全部買ってあげたいが、

そういうわけにもいかない。

Sorry (ごめんね)といって、通り過ぎる

だけだ。

 

あるとき、Tシャツを売ってくる子供に、

いらない、と僕がいうと、

子供は日本語で、

なんで?

と聞いてきた。

 

なんで、か。

深いなあ、と僕は思わず微笑み、

僕も、なんで?と返事して

子供と一緒に笑う。

 

確かに、Tシャツ1枚くらいあっても

困るわけではない。

 

なんで買わないの、といわれると、

なるほどなんでだろう、と考えて

しまう。

 

だが当然のことながら、子供は

そこまで考えているわけではなく、

知っている日本語を話せば日本人が

喜ぶことを知っているのかもしれない。

あるいは、子供ながらに、

ただ言葉遊びがしたいだけなのかも、

しれなかった。