ワットプーは、一本の道を挟んで、 二つの建築物がある、 屋根のないレンガ造りの遺跡だった。 朽ち果てた遺跡、といったフレーズが ぴったりあてはまるな、と僕は思った。 僕は、半ば崩れたレンガを足場にして、 遺跡の片側の壁にのぼり、中を上から 覗いた…
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