人生見切り発車

永遠にみつからない自分探しの旅(仮)

マジで退職する14日前

retire

 

12月5日に、退職の意志を会社に告げようと思っている。

だから厳密には、退職日はたぶん2月か3月になり、

それまでは引継ぎと有給消化となるだろう。

 

2月か3月というのは、希望的観測も入っており、

実際はどうなるかはわからない。

次の仕事が決まっているわけでもないので、

どちらの月でもかまわないが、

もっと早くやめろ、といわれるかもしれない。

 

ただ過去の退職者をみていると、たぶん

2月くらいになるのかな、と考えている。

 

2月の場合は、有給消化をフルにすれば、

正月明けくらいから休みとなるだろう。

だから3月の可能性もある。

 

なぜ、12月5日に退職の意志を告げるのか、

というと、ボーナス支給日が12月2日だから。

 

せこいと思われるかもしれないが、

前職では11月末に退職の意志を告げたら、

ほぼ全社員に支給されたボーナスでの

特別追加金50万円~が、僕だけ5万円に

なったという苦い経験があるからだ。

会社からしてみれば、辞めていく人間に。。。

というところだろうが、ボーナス査定期間は

そもそも4月~9月であるゆえ、

また大企業のグループ会社であることから、

僕もそこまであからさまなことを

してくるとは思っていなかったのだ。

だから、せこいと思われようが、

ボーナスが出た直後に辞める意志を

告げることにした次第である。

 

なぜ、辞めるのか。

ひとことでいうと、馬鹿らしくなったから。

もともと、僕は人間関係に非常にストレスを

感じる性格で、いつも連絡をとりあっている

友人など、一人しかいない。

連絡すれば返事が来る程度の友人は

それなりにいるが、そもそも人づきあいが

苦手なのだ。

他人の何気ない一言にいつも傷つき、

いつまでも頭をぐるぐると回ってしまう。

 

サラリーマンって、本当に理不尽と自分を

どう折り合いをつけていくか、

そこに尽きると思う。

 

特に僕の会社は、歴史だけは長い

同族オーナー会社で、昔ながらの考え方

で凝り固まっている。

 

報告書を読み上げるだけの会議が

月に何日もあり、会議ではいつも何も決まらず、

会議をするための会議に成り下がっている。

 

上役の機嫌を取ることだけは

非常にたけている上司達は、

部下の意見は、「くちごたえ」扱いで

聞く耳をもたない。

それでいて、会議で発言がないことに

いつも苦言を呈している始末だ。

 

そして、

責任や役割の所在が曖昧すぎて、

声を大にして「自分の仕事ではない」

と否定しない人間には、「なんでもやる課」のように

仕事が毎日降りかかってくる。

 

評価基準が曖昧で、評価表を兼ねていると思われる

シートが、何種類もあって、それがどう

活用されているのかもわからない。

驚くことに半期ごとの

上司との面談すらなしに、昇進するものと

しないものにわけられていく。

 

死ぬほど忙しいか、といわれると、

自分の場合は、海外営業がメインの特殊な

課のため、そうでもない。

(その代わり国内営業担当は、月に数日くらいの休みだ)

コロナ禍があけたら、どうなるかはわからないが。

 

だから、我慢を続ければ、働くことだって、

できないわけではない。

 

でも、僕は辞める。

 

ゆっくりと、

自分という人間が、

腐っていくのを、

このまま看過していくのは、

もう嫌なんだ。