人生見切り発車

永遠にみつからない自分探しの旅(仮)

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 34 ベトナム編《ホイアン それはおっしゃーれな街》

 

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夜は特にきれいな街 ホイアン


ホイアンの街は、フエを京都に例えると、

金沢あたりが適当ではないか、と思う。

(あくまで私見だが)

 

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こんなカフェもある。外国人用だろうけど。。。

 

アンティークやら反物?のような店やら、

ひしめき合うように並んでいる。

 

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ホイアンの風景

 

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お茶してみた

 

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なかなかすごい


それにしても、暑い。今は11月中旬だが、

この気温は日本でいうと7月の上旬くらいか。

フエにいたときは、雨が降っていたせいで

気がつかなかったのだろうか。

自分が南下してきていることを肌で実感した。

 

川沿いをあてどもなく歩いていると、

 

Boat ? (ボート?) 

 

と、どこからともなく話しかけられる。

ついバイタクの相手をしている癖で、

No No...

と返すが、

 

Beautiful ! Beautiful ! 

(きれいだよ!きれいだよ!)

 

と連呼される。

なるほど、Beautiful かあ。。。w

じゃあ行くしかない?!

 

まあよく考えてみると、毎日毎日歩く

以外は基本やることがないので、

もうだいぶ歩き疲れたというか足が痛い。

ボートもいいかもしれない。。。

 

ハウマッチ、と聞くと、

30分で5万ドン、60分で8万ドンらしい。

 

少し迷ったが、せっかくだからと60分で

お願いした。

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船着き場

 

数人も乗ればいっぱいになりそうなボートの

船上では、皺の深い日焼けした老婆が船を

こぐ。

 

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のんびり のんびり

 

船頭には、30歳くらいのベトナム人

女性が、白いこんにゃくのようなものを

食べていた。

食べる?といわれ、いったん断るが、

少しもらってみることにする。

 

それは米で作ったこんにゃくのようなもので、

味はほとんどしないが、チリソースをかける

と案外イケる。

さすが東南アジア魔法のスパイス、チリ。

日本人ならさしずめ、マヨネーズか?

 

船頭の女性が、何か歌のようなものを

口ずさむ。ベトナムの民謡か何かだろうか。

両岸には日常がぶらさがっているだけで、

特に目立つような景色は何も見られないが、

船の上はゆっくりとした時間が流れている。

 

僕は悠久の流れに身を任すように、

足を伸ばしてのんびりと何気ない

風景をみつめていた。

 

それにしても、2人がかりで、1時間も

僕のために船をこいで、たった8万ドン、

500円くらいでやっていけるのだろうか、

だが、ホテルも千円で見つかるような

ところだから、案外そんなものなのかも

しれない。

 

船を降りて、ぶらぶらと歩いていると、

マーケットにでくわした。

 

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ホイアンマーケット

 

ベトナムのマーケットは本当に何でも

売っている。魚も多い。

 

ナイフを売っている店があって、

買おうかな、と立ち止まる。

マンゴーを露店で買っても、ナイフなし

では何もできないからだ。

 

100円ショップにありそうな、

折り畳みのナイフがあって、

ハウマッチ、と聞くと

40000ドン、といわれた。

 

too expensive... (高いよ。。。)

といって、20000ドンで

どうだ、と聞いてみる。

 

すると、相手もなかなかの手練れで、

いやいや、20000ドンじゃこんなん

しか買えないよ、と上の段にあった

錆だらけのナイフを出してきた。

 

OK、I go (じゃあいらない)

といって立ち去るそぶりをみせると、

 

Wait !!(待って待って)

と背後から迫られる。

 

他人の旅行記そのままの展開に、

思わず僕は、にやりとする。

 

35000,30000

と簡単に値段が下がっていき、

僕は30000ドンで手を打った。

 

だいぶベトナムでの買い物の仕方が

わかってきたなあ。。。