人生見切り発車

永遠にみつからない自分探しの旅(仮)

マジで退職する1日前

 

retire


ボーナスを、12月2日にもらった。

思ったよりもよかった。

 

零細企業なため、通常は

ボーナスは夏冬それぞれ1カ月分。

 

それが今回は2カ月分くらいあったみたいだ。

 

僕の部署は前期に予算を大幅に超えたけれど、

それが原因ではないだろう。

課の長でありながら、予算達成率がボーナスに

影響したことなどないからだ。

 

恐らく、去年から変わっている新社長の、

社員全員に対する、優しさなのだと思う。

 

明日、辞意を上司に伝える身としては、

実質ボーナス翌日に、

正直申し訳ない気もしなくもない。

ある意味では、ボーナス支給が金曜

だったから、まだマシかもしれない。

月曜支給で、火曜退職相談よりは。

気持ちの問題で。

あまり変わらないか?

 

僕の課は、社員は僕だけの

弱小課だが、会社全体の売り上げの

5%以上はある。

逆に僕1人だっただけに、引継ぎも大変

だろう。

 

だけど、そもそも退職する時点で、

迷惑はかけるに違いないし、

退職に最高のタイミングなんて、

あるわけがない。

 

会社には世話になったが、

会社に何かあったとき、

会社は僕が死ぬまで面倒を

みてくれるわけではないのだ。

 

従業員は、会社に勤めさせて

いただいているわけだし、

会社は、従業員に勤めていただいて

いるものだ、と僕は思う。

 

給料という対価で、契約を結んでいる、

50:50のパートナーなんだ。

 

こんなことで嫌気がさしている自分も

いい加減、我慢弱いなあと

他人ごとのように思うけれど、

日本のサラリーマンて、僕が働いている

限りでは、本当に色々と面倒くさい。

 

誰を立てれば誰が立たない、それの繰り返し。

毎日毎日何も決まらない会議を、

報告書を読み上げるだけの会議を繰り返す。

効率とか、生産性とかと、一番遠いところ

にある。

 

例えていうならば、

わかりやすいのが、マスク。

野外のマスクなんて、普通に不要だと思う

が、みんな、他人の顔を伺いながら、

外したくてもつけている。

サラリーマンの世界って、

しなくてもいいマスクを、

家出てから帰るまで、ずっとしている、

そんな感じなのだ。

 

「政府が、マスクを外してもいいこと

を大々的に宣言してほしい」

なんてことをいう

同僚もいたが、僕からすると、

「おいおい、そんなことまで

政府にお願いしなきゃ、自分の行動も

自分で決められないのか?」

と思う。

 

このまま会社にいたって、

死ぬほど忙しいわけでもないだろうし、

普通に海外にも出張できて、

それなりに楽しいときもあるだろうし、

ひとりものだからそれなりに

贅沢もできるのだろう。

 

でも、僕ももう40を超えている。

このまま50,60と年をとり、

「人生、こんなもんだ」と

自分に言い聞かせながら、

ゆっくりと防腐剤が入った箱の中で、

腐っていくのが、どうしても耐えられない。

 

とりあえず、今なら職務経歴書

履歴書も、コンプリートできそう

(今後、作成日以外に更新していく必要がない)

だから、更新しておこう。

 

さすがに今後、どんな仕事とはいえ、

全く仕事につかないなんて

ことは、ないだろうから。。。

 

明日、上司には早朝か、朝会が終わった後、

朝会の後の会議が終わった後とかの、

話せるタイミングがあるときに伝えるように

しよう。

 

さすがに、いまから12月退社はないだろう

から、最短でも1月退社。

今後を考えると、25日くらいある有給を

フルに使っての、3月退社が望ましい。

けどこればっかりは、相手あってのこと

だから、1月に出てけなら、有給もろくに

残ってしまうが、それも仕方ない

気がする。

 

しかし、上司や役員の反応がどんな感じか。

怒られるか、あっさり認めるか。。。

どうなることやら。。。