人生見切り発車

永遠にみつからない自分探しの旅(仮)

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 104 カンボジア編 《ラオスとの国境 トラブル勃発 続き》

 

前回↓ の続きです。(記事が短くてすみません。。。)

jinsei-mikiri-hassya.hatenablog.com

 

国境を渡るなら、2ドル支払え、という

ラオス国境職員。

ビザ代を払っているのに、なんで国境で

追加料金を支払うんだ、と猛抗議の

欧米トラベラー達。

(と僕イエローモンキー1匹)

 

 

 

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若かりし頃の僕 ↑ (今も似たようなもんか。。。)

何が根拠で2ドルなのかが、国境職員の

英語がカタコト過ぎて不明なため、

不毛な押し問答が続く。

 

2ドルなんて、どこにも書いてない!

と憤る欧米トラベラー達。

 

イエローモンキーな僕は、

勘弁してよ、と内心思っていた。

 

書いてないから、何だっていうんだ?

取説に書いてないから、大事な猫を

レンジで乾かしたのに!

というクレーマーに似ている。

(この話はけっこう有名)

それに、ひょっとしたら彼らはカタコト

すぎてうまく伝えられないだけで、時間外

で働いているとかまっとうな理由が

あるかもしれないではないか。

 

やがて職員のボスらしき人がでてきて、

2ドル払うか、あきらめるか、どっちか

だと、苦り切ったような笑みを作っていう。

 

トラベラー達は、金の問題じゃない、

と正義の問題だ、汚職は許さない、

とまでいいだしそうな雰囲気だ。

 

Do you wanna pay?

お前、払いたいか、とアイルランド

初老男性が僕に聞く。

 

僕は一瞬迷う。

なんせ、僕はトラベラー側で、

右へならえのイエローモンキー

代表である。

 

職員のカウンターの前では、

若いオーストラリアの兄ちゃんが、

猛抗議をしている。

 

僕は思う。

ここで一人だけ払う、なんていったら

ひとりだけ、のけ者扱いになるかも。。。

 

だが、それがなんだっていうんだ?

 

不意に、シェリムアップであった、

日本人たちの、

バイタクの運ちゃんがなぜ飲み代を

払わないのだ、という議論が僕の頭に

フラッシュバックする。

 

↓ この話です。読んでいただけると恐悦至極にございます。

jinsei-mikiri-hassya.hatenablog.com

 

そうだ、この状況はどこか似ている。

 

キーワードは

「金の問題じゃない」だ。

いやいや、本質的には、

金の問題なんじゃないか?

 

《続く》