人生見切り発車

永遠にみつからない自分探しの旅(仮)

過去の見切り発車 海外放浪 1人旅 103 カンボジア編 《ラオスとの国境 トラブル勃発》

ラオスの国境に到着したが、

そこでひと悶着あった。

 

まず、ヨーロッパ人のカップ

(確かギリシャ人だったと記憶している)

が、ビザなしでは通れない、と

国境の職員に言われた。

 

金を払えばいいだろう、いくらだ、

とか、

ボスと話をさせてくれ、

と彼らは粘るが、どうにもなりそうにない。

どうやら、彼らはプノンペンまで戻って

ビザを取り直さなければいけないらしい。

 

そのやりとりを傍で聞いていた僕は

青くなる。

確か日本人はビザなしでいけると聞いて

いたが、ここの職員がそこまで理解

しているだろうか。。。

 

何しろ、ラオスの皆様には申し訳ないが、

国境を隔てているのはどこからみても

赤白の踏切棒がついた掘っ立て小屋である。

まとものようには見えない。

 

半日以上かけてやってきたのに、

またプノンペンに逆戻りとなったら

目も当てられない。

 

そして、別の人が、違う問題に

ぶつかる。

 

国境の職員が1人2ドル払え、と

いってきているのだ。

 

何故だ、と初老のアイルランド人の男性が

声を上げる。

国境で金を払うなど聞いたことがない、と。

 

ビザ取得ですでに皆、金を払ってここに

きているのだ、なぜまたここで払わねば

ならないのだ、と大合唱が始まる。

 

国境審査官?の男は、にこりともせずに、

掘っ立て小屋に貼ってある、張り紙を指さした。

 

Dong Kaluw immigulation 

working hours

08:00am - 16:00 pm 

Overtime

Monday-Friday after 16:00

Sunday Saturday

Official Holiday

 

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見切り発車思考中。。。見切り発車思考中。。。

。。。

いや、2ドルの

ことは

どこにも

かいてないけど?!

 

僕の当然の疑問に他の人も気づいて、

2ドルなんて書いてないじゃないか!

と文句を言いだす。

 

誰か2ドル払うやつはいるか、と

アメリカ人のおじさんが皆に振り返る。

 

国籍不明の金髪の女性が、ここに

泊ってでも抗議する!

と本気で怒っている。

 

まさかのたった2ドルで、

まさかの事態。。。

 

《続く》